敷地は東京都の防災重点地域として位置づけられ、木密地域（木造住宅密集地域）を抱えた中野区大和町に立地します。

中野区は前面道路である大和町中央通りにおいて、防災性の向上として道路拡幅事業を推し進め、災害に強い住宅地に改善することを図り、この度はその地区計画のもと、不燃化促進事業として取り組んだ案件になります。不燃化促進の先駆けとなる建物として、長年この地に住まわれそして住み続けていく施主にとって、この通りに相応しい佇まいと、お優しい人柄を投影するべく優しい雰囲気の外観に仕上げています。

建物の構成は、１階には通りに面して２店舗、２階から賃貸の共同住宅、上階にはオーナー住戸を計画しています。